美しいアイノミドリシジミのメス

アイノミドリシジミ写真
B斑がよく発達したアイノミドリシジミのメス
アラカシで飼育したアイノミドリシジミの幼虫の写真
アラカシで飼育したアイノミドリシジミの幼虫
衣装ケースに水差ししたアラカシをたくさん並べて幼虫を放した写真
衣装ケースに水差ししたアラカシをたくさん並べて幼虫を放します

今年春に飼育し、羽化させた熊本県産のアイノミドリシジミの展翅を外していたら(展翅板の上で整形したものの乾燥が終わって、展翅板から外すこと)、写真のように、B斑(青い紋)がよく発達し、周囲にも、前翅にも後翅にも青色鱗粉が散りばめられた、ひじょうに美しい個体がいた。

こんな美しく綺麗なB型は見たことがないので、ひじょうに嬉しい。日本のミドリシジミの♀の中でアイノミドリシジミのメスは、1.2を争うほど美しいチョウです。九州ではミズナラに産卵しますが、公園樹や生け垣に植えられるアラカシというどんぐりの葉が代用食になるので、アラカシで飼育しました。